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無印さかな

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ひたすら飼育魚の繁殖を目指したいelcoのブログです。相互リンク大募集中! 管理人が泣いて喜びます^^

カテゴリ:ミクロラスボラ ハナビ( 4 )


さて、卵を確保できたら
あとは孵化・稚魚育成

何をしたらいいか?
それはまず最初は待つこと(笑)

ってのは冗談で
孵化まで2日強
魚類というのは卵胎生以外は大体が孵化してすぐ餌を食べることはなく今回のハナビの場合は底にじっとしていたり、壁面にピッタリくっついてヨークサックが体に吸収されるのを待つ。
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孵化から餌を食べるまで3~4日(26℃条件)掛かるので
その間に初期飼料を用意すること。

インフゾリアが用意出来ない場合は、うなぎの粉餌を使うなど出来る。
ただ粉餌は比較的食いが悪く、
キョーリン冷凍ワムシを購入してくるのもひとつの手。
っていうか、ブラインよりこっちの方が手軽だと思う。


下の画像のように、自由遊泳開始直後のハナビにはブラインでは大きすぎる。
右のほうにいるのが画像はケンミジンコの仲間(1~2mm)。
冷凍ワムシは1/4以下(250~300μm)なので、冷凍餌とはいえ使えることが分かると思う(使用時には良く解いて、大きな塊は水質悪化にしかならないので除くこと)。
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食べたかどうかを判断するには
腹が若干膨らんで色づくのを見るか、糞(画像)を確認するかどちらか。
インフゾリアを食べた場合は白い胃になり、ブラインを食べた場合はオレンジになる。
餌をインフゾリアからブラインへ切り替える際、実際食べている場合は普段の白ではなくオレンジになるので、食べているところを実際に見ていなくても確認できる。

切り替えの時期は大きさを見ながらだけど
孵化から10~14日程度。

育つスピードはバラバラなタイプで成長スピード自体が遅い種類なので、
焦ってブラインに切り替えても落ちる個体が増えるだけなので、根気強くインフゾリアや冷凍ワムシを与えることで歩留まり率(ここでは稚魚死亡率の意味)を高くすることが出来る。


1ヶ月半ぐらいでこのぐらいになる(画像の個体は1.2cm)
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成長の早い集団が1cmを超すようになると、成長がバラバラになってくるので、小さい個体にも餌が行き渡るように注意する。

2ヶ月もすれば親のような発色を始める。
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色付き始める頃の注意点としては
上下の画像で分かるようにお腹が出っ張らなくなり(下の個体も満腹状態)、体の大きさに対しての相対食事量が減る。
ここで頻繁に餌を与えるか与えないかで、成長スピードが大きく変わるので早く成長させたい人はここからを1日3~5回など回数を増やすこと。
まぁ飼育者の生活リズムが何よりも一番大事なのでw
2回のままでも多少成長が遅くなる程度で問題ない。

上の大きさになれば、親の水槽と一緒にしても問題ないけど
同じく餌の取り合いには負けるので、その点は気をつけなければならない。


1cm超せば人工飼料は口に入るサイズであれば食べてくれるので、切り替えなどはご自由に。



簡単な育成方法と注意点は以上。

グッピーほどじゃないにせよ、初めての人でも簡単に増やせるコイ科の入門種といっていい種類なので、是非やってみて欲しいと思う。

買ってきたハナビと自分で生ませ育てたハナビとでは飼育している気分もぜんぜん違うよ♪

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by elco-pecador | 2014-03-17 20:00 | ミクロラスボラ ハナビ | Comments(0)

続き。

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ハナビの卵は沈下性で非粘着卵なので水槽の底にパラパラと落ちているので、吸って孵化水槽に移動させると育てやすい。

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卵膜を含め1.2~1.3mm、卵黄細胞は1mmぐらいか?



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20時間後の卵。
実験などとは違って産卵直後に採卵できるものではないので、ほぼ1日経ってると見ていいだろう。

その24時間後(産卵から2日)
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この頃になると、もう孵化間近。
つまりは
正確ではないけど26.7℃条件(当時の孵化水槽の水温)で48時間~54時間ぐらいで孵化するということで。。。


注意!
上の画像より前の、体に色がつき始める頃は水流も含めできるだけ外圧を掛けないこと。
この頃には卵膜は脆くなっていて、弱い圧力でも破れて仔魚が飛び出してしまう。
目が色付く前に飛び出してしまう(下の画像)と後々ベリースライダーになったり、成長していく段階で背骨が曲がるなどの確率がかなり!かな~~り!高くなるから。
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ってことで、次回ハナビの繁殖まとめのラスト。
この時点で大した記事ではないのがバレてるねwww




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by elco-pecador | 2014-03-14 21:30 | ミクロラスボラ ハナビ | Comments(0)
まず採卵するまでを書こうかな。

親魚への仕上げは簡単。
人工飼料を食べてくれるので、最低でも1日2回はこまめに与える。
ブラインなど活き餌を与える。これで十分。これで産卵しないようだったら、ph以外の水質や同居魚の環境などが原因。
この魚種に限らず、産卵以前の問題だと思われる。


あとは当たり前なのだけど、
ハナビのオスメスを揃えよう!判別しよう!
判別できる人は判別すればいいし、5匹以上買えばよっぽど運が悪い人以外は1ペアは採れるはず。
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画像のどちらがメスでどちらがオスか分かればあなたは素晴らしい!www

大体成熟してない段階や入荷して間もない状態では、画像のような発色のはず。
ちなみに右がオスで左がメス。
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薄っすらでも、結構明瞭にオスには黒いラインは入る。

また慣れてくると、体側のドットでもなんとなく判別出来たりするんだけど、説明が難しく
本当に理解してないと尻ビレより確実性は低いので、やはりヒレで判断するのがベスト。







「混泳水槽などの自然繁殖の場合」
エビ等を入れておくと、卵は食べられる(というか傷をつけるだけかな?)ので出来れば避けておいた方がいい。

底面にある水草を中心に産卵床にするので、大体の当たりをつけてホースで吸う。(粘着性のない沈む卵なので吸い込み口で水草を撫でるようにすれば十分採卵できる)

あとは新しい水の水槽なり、飼育水槽なりに入れて孵化を待つ。




「繁殖用水槽で行う場合」


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~産卵に必要なもの~
・30~36cm水槽 (もっと小さくても産卵するけど、水の安定を考えるとこれぐらいが適当)
・フィルター(スポンジフィルターがベター、産卵中は無しでも可能)
・産卵床 (画像のように毛糸、ウィローモス等)

~産卵直後に必要なもの~
・30~36cm (稚魚育成用水槽)
・インフゾリアかビネガーイールなどの活餌 (産卵してからでは間に合わないので、予め用意しておく。インフゾリアは1週間以上前、ビネガーは1ヶ月以上前から)


子供の数を出来るだけ多く残したい場合はベアタンクが良い。
ダラダラと少数の産卵を長い期間行うタイプなので、稚魚が親に食べられることもある。
一度産卵が止まったと思っても、3,4日後に再開することもよくあるので
産卵の終わりを判断するには婚姻色から通常の発色に戻れば終了。

ちなみにオスの婚姻色
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全体の色のコントラストがはっきりとし、体側は紺色が強くなる。

(良い画像が無かったけど)メスは
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右や下の魚のように、黄色味(金色っぽく輝く)が強くなる。

これが普段の色に戻れば、繁殖期は終了ということ。



次は産卵からの卵の動きと稚魚育成について・・・

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by elco-pecador | 2014-03-14 00:13 | ミクロラスボラ ハナビ | Comments(0)
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流通名:ミクロラスボラ sp.ハナビ(HANABI  ファイヤーワークス ギャラクシー ギャラクシーダニオ)

学名:Danio margaritatus(T. R. Roberts, 2007)  ダニオ・マルガリタートゥス

分布:ミャンマー北部

全長:3cm程度

飼育可能水質:弱酸性~弱アルカリ性


小型のコイ科の魚で、
鮮やかな発色のため、人気を集めた。
日本に上陸した際、1匹1500~2000円ぐらいするような高価な魚だった。
その頃は輸送にも難があって、ロットによってほとんど死んでしまうこともしばしば。
売られる前にお店で全滅してしまったり、体力が戻らないうちに買われていき、すぐに落ちてしまったという話もよくあった。
だから当時は店に入ってからも、何日も観察し大丈夫なロットだと分かったら買うのがベストだった。

人気が一気に出たことと、その時は現地の採集場所が限られており
魚数が一気に減少したため(もしくは他に取られていた?)、しばらく入荷しない時期が。
ブリードが安定したお陰もあり、安価で手に入るようになり
初期状態の善し悪しの問題も解決。
綺麗で非常に飼育しやすく、人工飼料もよく食べるので初心者でも安心して飼える魚のため
安くなったことでまた地味に人気が出て大量ブリードされ、柄や体格の崩れたものでもどんどん入るようになり、よくあるブリード小型魚の仲間入り。
最近は崩れもなくなってきたので、飼ったことのない人は購入してみるのもいいんじゃないかな?



始めは流通名通り、ミクロラスボラ属と思われていたが(観賞魚業界によくある新種の見切り発信)
その後Celestichthys属というのが設けられることに。
同じ仲間と思われていたミクロラスボラ・エリスロミクロンがダニオ属になっていたこともあり、一部では物議を醸す(笑)
最終的にはダニオ属に入ってめでたしめでたしとなった魚。


繁殖期のフィンスプレッド(威嚇行動)は小さくても非常に美しい
ただし、綺麗といって水槽に沢山入れても固まって“群泳”はしないの「小型魚は群生させるもの!」という人にはお勧めできない種類。


上記で書いたように飼育に関しては初心者でも特に問題なく育成でき、
繁殖も初心者でもやる気と根気があれば出来る。
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(↑初めて産卵を確認したときの飼育水槽)



いつか、繁殖のまとめ記事を書くとしたまま
放置していたのでそろそろ書き上げたいと思う。

写真は前身のブログの写真そのまま使うので
画像は小さいのでお許しを。

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さて、いつ仕上げることやらwww
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by elco-pecador | 2014-03-12 20:00 | ミクロラスボラ ハナビ | Comments(2)